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【最新】建築・土木・不動産・住宅営業【職種レポート】※doda調べ

建築・土木・不動産・住宅営業についての職種レポート。
3C分析や求職者データ、採用競合データから、最新の採用トレンドを分析します。
[ 2024年2月9日 更新 ]

※この記事は2分で読めます

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目次

3C分析

サマリ:求職者の転職理由は複雑化している。直近では業界の先行き不安や給与不満、働き方に不満を感じて異業種・同職種での転職にチャレンジする傾向がみられる。そのため、会社の将来性、報酬制度、働き方についての訴求が効果的。

求職者

求職者が企業選びで重要視していることは?

・待遇
インセンティブなど営業成果が給与に反映されやすい求人が多いため、大手企業を中心に基本給が高い求人が閲覧、応募されやすい。

・業界の先行き・イメージ
個人消費、法人消費ともに減少し始めているため、営業の難易度の高まりに懸念を抱きやすい。
そのため、不動産価格の高騰に対してどのように打ち手を打っているかについて懸念払しょくする必要がある。

転職を検討するきっかけは?

・労働条件を変えたい
休日が少ない、残業時間が長い、ノルマが厳しい、雰囲気的に早く帰りにくい、仕事内容がきつい(電話500件以上/飛び込み200件以上必須など)から長期的に続けられる仕事ではないと感じて転職を検討する。

・やりがい
売り切り型で顧客関係性や専門性が身に付けづらいセールスや、深夜の訪問など、環境面の解消ややりがいを求めて転職希望する傾向がみられる。

採用競合

採用市場で競合となる企業は?

・異業種の営業を募集する企業
金融営業などの高インセンティブの求人、またはIT系やBtoB系などの待遇、労働環境が充実している求人(年間休日120日以上、残業20時間以下、月給30万円以上)の2つのパターンが競合になるケースが多くみられる。

・給与条件の良い不動産営業を募集する企業
平均年収1000万以上、前職給与保証、賞与200万以上など条件面での優位性を強く訴求する求人が多く散見される。

・競合他社の採用要件・手法・選考フローは?

・採用要件は年々緩和されており、学歴や経験を問わずに募集している求人が増加傾向。
 ※採用職種によって経験者限定求人あり。

・企業風土や仕事内容によって採用したいターゲット層に違いがあるが、その中でも未だ若手層求人が多い状態。

・手広く様々な採用手法を活用して母集団形成を実現。
選考フローについてもなるべく短期化させる動きが主流。

自社

・採用における自社の強み・弱みは?
・自他のブランド力やネームバリューは?
・独自の商品やサービスは?
・給与・賞与や福利厚生は?
・仕事の面白み・やりがいは?

求職者データ

ターゲット設定のポイント

志向性
職種によって、以下が転職理由になりやすい。

・賃貸営業:取引金額や規模感に、仕事のやりがいを感じられない。

・注文住宅営業:契約から引き渡しまでの期間が長く、営業以外の業務に追われることが多く、やりがいを感じられない。もっと営業スキルを磨きたい。

・リフォーム営業:休日中の顧客対応が多いなどに不満を持っており、条件・待遇改善を図りたい。

・不動産営業全体:インセンティブ制度で年収を維持している方が多い職種の為、固定給(ベース)を上げたいという志向性の方が多い。

貴社が狙うべきターゲット
・営業、販売サービス等の顧客折衝経験を保有し、周囲や顧客とコミュニケーション取りながら仕事を進めていきたい方。

・学生時代や社会人経験の中でも競争環境や組織で目標に向かって仕事をした経験がある方は応募意向ととりやすい。

動機形成ポイント

不動産営業、建築営業の中でも「どんな商材を扱うのか」「報酬体系」「営業の難易度」「業界の先行き」等、具体的に訴求することで、求職者にとって働くイメージが湧き、応募に繋がりやすい

売買・賃貸など兼務する場合の割合はどの程度か。また、来店・待受け型/新規開拓型などの営業スタイルについて明記してあるとより応募に繋がりやすい。

未経験者にとってはビジネスモデル自体の理解がないため、企業規模、業界の先行き含め立ち位置や優位性を打ち出す必要がある。

また、インセンティブ制の会社が多いので、どのくらいの実績で、どれ程の年収になるのかのモデル、営業社員の平均年収を記載するとよい。

志向性は大きく2つに分かれ、安定して稼ぎたい方の場合は「固定給30万円以上」「平均年収450万円以上」などは訴求点になる。一方、高収入を目指す方は「年収1,000円可」「最高年収2,000万円」「社員の平均年収700万円」等、インセンティブ要素が強い環境でも高収入の実例を訴求すると求職者に響きやすい。

採用競合データ

採用好調の企業傾向とトレンド

採用好調企業の要件
ブライダルや保険などの個人営業経験者や販売サービス経験者をターゲットとする企業が多い。また、不動産会社で営業事務を経験していた方をターゲットに含めることで応募獲得や書類選考・面接実施の増加に繋がった例もある。未経験歓迎としている競合も多く、社会人経験が一定ある方までターゲットを広げておきたい。(経験者狙いの場合、リフォーム営業などであれば親和性ある施工管理の方までを検討したい)

採用手法
求人広告とダイレクトソーシングを併用する企業様が増えており、リファラル採用も促進されている。

選考フロー
面接確約でのDM配信から、人事面接・役員面接などの流れが多い。
選考回数が少ない企業に優位性あり。書類選考通過後選考1回の企業様が多い傾向で、内定後のフォローや不安払拭までサポートが必要。

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この記事を書いた人

私たち日産広告社は、創業44年の求人広告代理店です。長年様々な企業様の採用活動をお手伝いしてきた豊富なノウハウをもとに、企業の人材採用に関するお役立ち情報をお届けしています。
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